2014年7月20日日曜日

父の一周忌の某記録


半分は自分の某記録として

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昨日は長い中である友人の結婚式、
来週も親友の結婚式とおめでたいことが続く間ですが、
父の一周忌で広島にきております。
実家はもはやなく、ゆかりは薄れましたが、
故郷の広島にくると振り返らずにはいられないという。




















忘れもしない2013年7月24日、
なんの前ぶれもなく、父は急に亡くなりました。


地球70億人の人口の中で、広島のしがない1人の命、
世の中では何の変化もありませんが、
それでも身近な私たちの生活は大きくかわりました。


私は父と決して仲よくはなく、
大学以来ほぼ顔を合わせず、
幼いころから記憶にある父とのネガティブな思い出ばかり引きずっていました。
そのくせいつも何かをするときの根幹には、
「お父さんを反面教師にして、超えなければ」
という思いが私の一番のモチベーンションになっていた気がする。
まぁそれはそれは
ネガティブすぎるファザコンだったんですね。


しかし、別れは不意に訪れ、まさに死者に口なしで、
いつかいつかと先延ばしにしていた
ぶつかっても本音で話すこと、
お酒を交えてくだらない話をすること、
そんなことはすべて機会を逃してしまいました。

沢山心残りはありますが、
一番残念なのは
当時のネガティブな記憶に固執して、
父親に向き合わなかった自分です。


時が立てばあらゆることが変化するのに、
過去のほんの数点のことに捕われて身動きできないのは
なんてばかばかしいんだと。


あれから約1年、私や私たち家族にとっては
本当にいろいろな事がありました。


無駄に根をつめ、自分を見失い、その過程で大切な人を失い、
その反面で
本当に多くの人の支えと、ありがたい言葉のシャワーを頂きました。

まさに去っていくべき縁は去り、深まる縁は深まり、
出会うべくして新たな縁があったなと。

今は、
「過去は、今と未来をよりよくするための道具にしかすぎない」
と心より思っています。

なのでおかげさまで、
自分の中の大きなしこりは本当の意味で徐々になくなっている気がします。

そしてよい意味で鈍くなり、
結構ほぼすべてのことに
「まあ、なんとかなるだろ。」
という思考になり、
物事に動じなくなりました。w


この1年で決めたこと、
・どんな時でも出来るだけ笑っていること
・今この瞬間を覚悟して思うままに生きること
・常に大事な人の感謝を忘れず伝えること
この3つはずっとぶらさず、
来年のこの時期に自分を振り返ったとき、
少しでも「よくやったなぁ」と思えるように
大きく飛躍したいと思います。

嬉しいことも、感動することも、野心も、
切ないことも、苦しいことも、情けないことも、
すべて含めて、目の前にある道を、いつか途切れるまで
思う存分楽しまなければ。


この1年、多くの人にご迷惑をおかけし、
本当にごめんなさい。
私が地の底までへこんでしまったとき、励まし、支えてくれた
すべての人に心からありがとうございます。

そして
どんなときも側にいる母・姉、
親友にっぴに感謝です。


これからたくさん返していくぞーーっ!


皆様、これからも宜しくお願い致します。




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